多様性山盛り、パセリ談義

店売りの弁当にパセリが乗っていれば、

見栄えが良くなり、売上も上がる。

だけど、パセリは食べられず、殻と一緒にゴミ箱行き。


いや、パセリはとても栄養価の高い野菜だから

絶対、捨てずに食べるべき。


当然、これが正論だろうが、こんなことを言う人もいた。


売る方は最初から、パセリを食べる人なんているわけないと思っているから、

パセリは洗わないで付け合わせている


ひどいのになると、

定食のパセリは、客の残したものをサッと洗って使い回しされている

なんていう説も。


どちらも信じたくないけれど、

聞いてしまった以上、付け合わせのパセリを食べるのは億劫になる。


最後はどうせ捨てられるなら、バランのようにプラスティック製にすればいい。


いや、プラスティックは極力削減。

食べ物を捨てるのはもったいないけど、

土に還る「再生可能」なパセリのままで目をつむろう。


いやいや、今は食材ロスも大問題だし…


ならば、流行りの「説明責任」ってやつで、売場やメニューに

「パセリ、洗っています」の表示を出すのがいちばんか。


それはそれで、余計怪しげでもあるし

そこまでいくと、もはや世も末というべきか

無条件幸福駅から愛国駅へ

多様性、持続可能、脱炭素… ポリコレに振り回されると、誰かが笑う